バイク処分の必要な手続き等に関して、排気量によって必要な書類や手続きを行う場所は3種類に分けられていますが、原付バイク125cc以下・軽二輪車126〜250cc・大型バイク250cc以上のいずれも同様に、下記の手順で行われます。
【①指定の場所へ行く】必要書類を持って、各自治体の市役所・区役所または陸運局へ向かいます。
軽自動車届出済証が手元に無い場合には現地で再発行されます。
【②書類に記入する】窓口でバイク処分の用件を伝え、受け取った用紙に必要事項を記入します。
【③提出】記入し終わった用紙は、窓口へナンバープレートとともに提出してください。
【④証明書を受け取る】証明書の発行に料金が掛かる場合にはその場で精算します。
【⑤バイク本体の処分】排気量によって受け取ることとなる廃車証明書や抹消登録申請書などは、この後でバイクを売り渡す際にとても必要なものとなりますので、大切に保管するようにしましょう。
バイク処分の注意点として挙げられるのは税金のことで、廃車手続きが完了してから車検の終了日まで1ヶ月以上ある場合は自動車重量税がかかってくるので把握しておく必要があります。
126ccから250ccのバイクの場合、新規登録時に重量税が6,300円、251cc以上の場合は1年で2,500円、2年で5,000円を車検ごとに支払います。
さらに回収や買取を依頼する際には悪徳業者にも注意が必要で、回収費用を高く請求してきたり、回収後に追加費用を請求してくるなどといったトラブルもあるので、スタッフの対応やサービス内容・見積もりなどを事前にチェックしながら慎重に業者を選ぶことが大切になります。
また、バイクを解体してから処分を考える人もいますが、解体には時間がかかる上に怪我をしてしまう恐れもあるのでおすすめしません。
バイク処分のときは、自分で解体するよりも業者に依頼した方が手間も時間も省くことができるのでおすすめです。